空売りするには、信用取引という手法に依らねばなりません。
しかしながら、信用取引にはリスクがありますので、まずそれについて考察します。
信用取引では、一般的に差し出した担保(保証金)の
約3倍まで 売買できると考えていいのですが、
これが信用取引における『レバレッジ効果』というもので、梃式により大きな資金を動かせるようになります。

とは言いながら、ここでは単に「空売り」をしたいというだけであって、自分は「梃(てこ)を手に入れたいのではない」という事を肝に銘じておかねばなりません。
信用取引のための担保は、以下の数式で表されるように、常に一定値以上を維持しなければなりません。
これを、"最低保障金維持率"
と呼び、証券会社によって定められています。

つまり、担保100万で、限界の300万まで空売り(空買い)した場合、
3%超の含み損を抱えた時点で、追加保証金(追証 オイショウ)の差し入れを迫られることになります。
このような事態に陥ることは経済的にはもちろん、心理的にもよくありませんので、
空売りをするにしても、適度な余裕をもたせた範囲で実施すべきなのです。
20%まで損しても、追証は発生しません。
無論、ここまで損してしまっては、それはそれで悲劇です。
"信用取引は危険"、"空売りは危険"、という前に、
まずは、このような信用取引のしくみを理解しておかねばなりません。
以上
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